2013年4月13日土曜日

第58回 読書するエンジニアの会、テーマ「お菓子」開催しました!

これまでWebサイトに直接ページを作ってログを残していた「読書するエンジニアの会」ですが、今回からはブログを使って記録していこうかと思います。
今回の実施風景。参加者は作田さん、古庄さん、庄司さん、佐々木さん、河内さん、梶山さん、キャシー、対馬さん。
今回のテーマは「お菓子」でした。

人気パティシエのDNA [単行本]

旭屋出版編集部  
まず最初は作田さんの発表。まずは人気店「ロートンヌ」のお菓子を配るというパフォーマンスで、参加者のハートをガッチリキャッチ。

ロートンヌの焼き菓子。
読んできた本は「人気パティシエのDNA」。9名の人気パティシエに、人生やこだわりについてインタビューした本。その中から、ロートンヌのパティシエのエピソードを共有してくださいました。


1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事 [単行本(ソフトカバー)]

稲垣 篤子  
こちらの本をご紹介くださったのは梶山さん。羊羹と最中で有名な「小ざさ」を紹介した同著を読んで触発された梶山さん、なんと自作の羊羹を持参してくださいました。
梶山さんお手製の羊羹。曰く「狙った味に仕上げるのはめちゃくちゃ難しい」そうです。

利休にたずねよ (PHP文芸文庫) [ペーパーバック]

山本 兼一  

こちらの本を読んできたのはキャシー。受験時代にハマったという「利休をたずねよ」、近々映画化(?)もされるそうで、「ちょうど盛り上がりかかっているから」という理由で取り上げたとのこと。
「お菓子」というテーマに合わせて、秀吉がお菓子をつまむシーンを紹介してくれました。


ザ・駄菓子百科事典 

串間 努  
この本をご紹介くださったのは佐々木さん。駄菓子にまつわる様々な話が載っている同署の中から、特に面白かったという「よっちゃんいか」を作った方のエピソードをご紹介くださいました。


東京23区おみやげさんぽ (地球の歩き方BOOKS) [単行本(ソフトカバー)]

たかはし みき  
この本の紹介者は対馬さん。なんと対馬さん、この読書会に向けて、群林堂の豆大福を購入してきてくださいました!
群林堂の豆大福。ほのかな塩味と甘さ控えめのアンコが絶妙にマッチしていて、とても美味しい。

焼き菓子の発想と技法 [単行本]

日高 宣博  
これら2冊を紹介してくださったのは、今回初参加の古庄さん。「Cooking for Geeks」は、エンジニアにたまらない、極めて技術書風味な料理本。
「焼き菓子の発想と技法」の「低糖質メニュー」では、一切れ22kcalのガトーショコラなど、通常の1/10くらいのカロリーメニューが紹介されており、一同を驚愕させました。
古庄さんがご紹介くださった2冊


こちらの本を紹介してくださったのは庄司さん。昔はチョコレートは飲みものだったそうで、16世紀〜17世紀のスペインにおいて、「(キリスト教の)断食にチョコレートは定植するかどうか」という議論が紛糾したそうです。その他、チョコレートに関する様々な話題が満載です。

チョコレート、江戸時代は「志ょくらとを」と書いていたそうです。

紹介者は河内さん。河内さんにしては珍しく(初めて?)ラノベを読んでみたとのこと。読んでると「お菓子を食べたくなる」「お菓子の匂いがしてくるようだ」との評価で、これは小説としてはかなりの高評価といえるのではないでしょうか!
チャプターを挙げてストーリーを解説するかわちさん

めしばな刑事タチバナ 6 (トクマコミックス) [コミック]

坂戸佐兵衛 旅井とり  
紹介者は廣吉さん。非常に一般的なチェーン店や市販の食べ物を取り上げて紹介する、現在放映中の人気ドラマの原作コミック。


黒板を使って熱く語らう廣吉さん



「第0回 (白石俊平と) カッコいいやつら」開催しました!

読書するエンジニアの会」が主宰するイベント、「(白石俊平と) カッコいいやつら」を2014/4/11に開催しました!

このイベントは2014/3/22 13:00に応募を開始。お陰様でその日のうちに70枚のチケットは完売、急遽80枚に増やしましたがそれも完売。
「白石がまた変なことをやりだした」という、皆様からの期待(? 好奇心?)をひしひしと感じました。

イベント直前は、様々な準備でてんてこ舞いでした。
第0回という実験的なイベントにもかかわらず、Tech総研様、Web CAT Studio様、株式会社ポケラボ様、ジープラ株式会社様、CodeIQ様、breaq様など様々な企業からご支援を頂いたため、気合の入り方や準備の大変さもひとしおです。

荷物だらけ。白石自身、この日は海外旅行用のスーツケースにたくさんものを詰め込んで参上しました。
イベント当日は、初めての試みで、ホスト役である白石も最初は緊張していました。
が、会が進むにつれて徐々にリラックスムードに。
これというのも、とても話が巧みで、面白い話題をたくさんお持ちの、ゲストお二人のおかげです。

藤井太洋さんとの対談。藤井さんが小説家としてデビューするきっかけになったGene Mapperのお話を中心として、iPhoneで執筆するという驚きの執筆スタイルや生原稿を披露していただきました。

高橋征義さんとの対談。日本Rubyの会の成り立ち、達人出版会の現在とこれからなどについて、色々とお話を伺いました。
会場の雰囲気はこんな感じ。お酒や食べ物を楽しみながら、皆さんリラックスした雰囲気でお話を楽しんでくださいました。
開催後のアンケート結果では、「面白かった」と「とても面白かった」が回答の100%を占め、思いもかけず高評価をいただきました。
もちろん無料であったことや、白石の知り合いが多かったため評価が優しめだったということは差し引いて考えなくてはならないと思いますが、概ねご満足頂けたのかな、と少しほっとしております。このイベントに少しでも関心があった方、参加された方は、ぜひアンケート結果もご参照ください。


最後に一つ自慢を。主催者の役得で、お二人のサインが入った色紙をゲットしました。世界に3枚しかない貴重品です!

世界に3枚しかないサイン色紙!
とりあえず、今回の開催レポートはここまで。
今回「第0回」と称して、「実験」であることを強調して開催させて頂きました。
今回得た反省点などを活かしつつ、次回はきちんと「第1回」として、より皆様に楽しんでいただけるイベントを目指したいと思っております。

乞うご期待!